Contact Form 7 6.2 は PHP の必須バージョンをそれまでの 7.4 から 8.3 に切り上げました。この決定は WordPress が推奨する PHP バージョンのみをサポートするという私たちの方針に基づくものです。
何週間か前に私は Make WordPress Core ブログの記事を読みました。それは WordCamp US 2026 で行われた非公式の会合の議事録のような内容でした。その中から一番興味を惹かれた箇所を引用します:
Many in the PHP community don’t consider WordPress developers to be “PHP developers.” Part of this is due to WordPress being seen as dragging PHP backwards because of its backwards compatibility commitments.
少し悲しくもなりました。WordPress 開発者は PHP 開発者です。当然そうでしょう。それに、WordPress がそれだけ真剣に後方互換性に注力してきたのは、そうすることが最もよく使われる CMS が負うべき責務だからです。とてつもない数の PHP サイトを支えているのは WordPress なのですから。
とは言え、記事にも書かれているように、いまだに WordPress サイトの18%が、4年前にサポート終了済みの PHP 7.4 で動いているという事実があります。それらのサイトは想像を絶するレベルの深刻なセキュリティリスクにさらされています。しかしながら、この数値が5%を下回らない限り、WordPress が現行の PHP 7.4 から必須要件を切り上げることは難しいでしょう。その一方で、もし WordPress が PHP 7.4 のサポートを継続したとしたら、PHP をアップグレードする必要はまだないとユーザーに思わせてしまうかもしれません。
鶏が先か卵が先か的な状況のようです。
WordPress が PHP の必須要件を切り上げるのを助ける
同業のプラグイン開発者の皆さんに協調行動を呼びかけたいと思います。プラグインの PHP 必須要件の切り上げを一緒にやりましょう。これに参加することで以下のようなメリットがあります:
- 最新の PHP がサポートしている先端技術が使える。
- PHP のサポート範囲を狭くすることでテストとユーザーサポートの負担を軽減できる。
- セキュリティ的に注視しなければならない攻撃表面を最小化できる。
WordPress 本体と比べてプラグインはその PHP サポート範囲をより柔軟に決めることができます。個々のプラグインのユーザーベースは本体と比べたらちっぽけなものだからです。そしてもし人気のプラグインが PHP の必須要件を切り上げたなら、ユーザーにとってそれは PHP をアップグレードする動機になるかもしれません。サポート切れの PHP を使うサイトは減っていくでしょう。最終的には WordPress がもっと簡単に PHP の必須要件を切り上げられるようになるはずです。