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Contact Form 7 バージョン 6.0 をリリースしました。これは多数の重要な変更を含んだメジャーアップデートです。すべてのユーザーに 6.0 への更新を推奨します。
編集画面の刷新
6.0 ではコンタクトフォーム編集画面が刷新されます。編集画面のあらゆる箇所が見直され、旧式の HTML、CSS、JavaScript が現代的なものへ置き換えられます。
最もはっきりとした変更はタグジェネレーターのポップアップにみられます。以前は jQuery ライブラリの ThickBox が使われていましたが、<dialog>
HTML 要素に基づいた実装に変わっています。
タグジェネレーター v2
6.0 ではタグジェネレーターのバージョン 2 が導入され、既存のジェネレーターは v2 に基づいて書き換えられています。タグジェネレーター v2 を利用することで従来と比べてより洗練され信頼性の高いユーザーインターフェイスの実装が可能になります。
従来のタグジェネレーター (v1) は引き続き機能します。ただし E_USER_DEPRECATED
レベルの警告が発生し v2 へのアップグレードが促されます。
SWV 1.4.0
同梱されるスキーマ織りバリデーション (SWV) のパッケージが 1.4.0 に更新されます。このバージョンでは stepnumber
ルールタイプが新たにサポートされ、電話番号のバリデーションが改善され、一貫性のある両端空白文字の取り扱いが導入されます。
主な変更点
- SWV:
stepnumber
ルールタイプをサポート。 - Brevo: SMS 番号の取り扱いを改善。
- タグジェネレーター: ThickBox を廃止し
<dialog>
を導入。 - タグジェネレーター: v2 を導入、v1 を非推奨化。
- ローカライズ: スクリプトのローカライズに
wp_set_script_translations()
を使用。 wp_localize_script()
の使用をやめ代わりにwp_add_inline_script()
を導入。- Really Simple CAPTCHA: タグジェネレーターの提供を廃止。
- コンタクトフォームのラッパー
<div>
にdata-wpcf7-id
属性を追加。 trigger_error()
に替えてwp_trigger_error()
を使用。- テキスト項目:
list:
オプションをサポート。 - 電話番号のバリデーションを改善。
- 新しい関数:
wpcf7_canonicalize_name()
- 新しい関数:
wpcf7_strip_whitespaces()
- 新しい特別なメールタグ:
[_site_domain]
- 新しい特別なメールタグ:
[_contact_form_title]
wpcf7_post_edit_form_tag
アクションフックを廃止。
変更の完全なリストは GitHub で閲覧できます。
必要バージョン: WordPress 6.6 以上
テスト済み: WordPress 6.7 RC2 まで