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Contact Form 7 のデフォルト設定では「メッセージの送信に失敗しました」という同じメッセージが、メールの送信が何らかの理由で失敗した場合と、スパム的活動が検出された場合の両方で用いられています。どうして違うメッセージを使わないのか、たとえば「フォームの送信を中断しました。あなたがスパマーなのはお見通しだ!」とかスパム検出の場合には言ってもいいんじゃないかとか、疑問に思うかもしれません。
スパムを検出した事実を送信者には伏せておくというのは一種の処世術みたいなものです。もしスパム検出が正確だったなら、つまりその送信者が実際スパマーなら、あなたがそれに気づいているという追加情報を与えるべきではありません。しかし一方で、もしスパム検出が誤報だったとしたら、スパマー呼ばわりして相手を怒らせてしまうのはよくないでしょう。このようにどちらに転んだとしても、理由まで明らかにするのは得策ではないのです。