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Contact Form 7 4.4 がリリースされました。たくさんの改良が行われていますのでお早めの更新をお勧めします。
設定検証
これまで考えられていた以上に多くのユーザーが誤った設定を行っており、その結果、メール配送の失敗などの重大なトラブルを引き起こしていることが、ここ数ヶ月の調査でわかってきました。
この問題を少しでも小さくするために、Contact Form 7 4.4 では設定検証の機能を導入しました。これを使うことで、コンタクトフォームの設定を検証し、エラーを検出することが可能になります。
translate.wordpress.org への移行を開始
translate.wordpress.org へ段階的に翻訳を移行するプロセスを開始しました。このリリースの直前に、7言語(日本語、ハンガリー語、オランダ語、アゼルバイジャン語、ポルトガル語、クロアチア語、スウェーデン語)の言語ファイルをプラグインのパッケージから削除し、そうすることで言語ファイルが translate.wordpress.org から供給されるようにしました。
言語選択の廃止
以前のバージョンでは新規コンタクトフォームを追加の画面に表示され、新規コンタクトフォームの言語を選択できるようになっていた、言語選択の機能が廃止されました。
この機能が導入されたのは6年前の Contact Form 7 2.1 がリリースされた時です。その当時でさえ、ローカライズされたコンテンツを提供するのがコンタクトフォームプラグインの仕事ではないことは明らかでした。それは多言語化プラグインの領域です。しかしながら当時はユーザーに推奨できるようなまともな多言語化プラグインがなく、必要最小限の機能を Contact Form 7 の中で実装するしか手がありませんでした。
今では推奨できるレベルの多言語化プラグインにも豊富な選択肢があります。例えば Polylang、MultilingualPress、Babble、それに Bogo といったあたりです。なのでそろそろ言語選択は不要になったと判断しました。多言語化プラグインが WordPress のロケール設定を切り替え、Contact Form 7 は現在のロケール設定に合わせてコンタクトフォームを提供します。
ところで多言語化プラグインをお探しでしたらおすすめは Bogo ですよ(私が作ったから 😎 )。
必要バージョン: WordPress 4.3 以上
テスト済み: WordPress 4.4.2 まで
» WordPress.org から Contact Form 7 プラグインをダウンロード
変更点
- 設定検証が導入された。
- 新規コンタクトフォームを追加画面から言語選択が削除された。
- HTML メールを送信する際にプレーンテキスト版のメッセージも添付する。
- 追加設定 do_not_store を追加。データ保存のアドオンにそのコンタクトフォーム経由のデータを保存しないように伝える。
- 最低必要 WordPress バージョンが 4.2 から 4.3 に変更。