Constant Contact インテグレーション

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お知らせ: この機能は廃止予定になりました。今後の使用は推奨されません。

Constant Contact インテグレーションモジュールにより、コンタクトフォーム経由で集められた連絡先データを Constant Contact API に送ることが可能になります。信頼性の高いメール購読サービスをほんのわずかな手順で立ち上げられるようになります。

このインテグレーションの利用には Constant Contact のユーザーアカウントが必要になります。まだアカウントを持っていないなら、先に進む前にユーザー登録してアカウントを取得しましょう。

API に接続する

このインテグレーションモジュールは Constant Contact V3 API を利用します。あなたの WordPress ウェブサイトからこの API の利用を開始するにあたって、まず最初にアプリケーションを登録して、この後の段階で必要になる API キーと App シークレットを取得する必要があります。

アプリケーションを登録するには、まず app.constantcontact.com の My Applications ページに移動して、右上にある “New Application” ボタンをクリックします。

そこで最初にアプリケーションの名前を質問されます。この名前は後でいつでも変えられるので、とりあえず差し当たっては “Contact Form 7 Integration for (あなたのサイトのタイトル)” とでもしときましょう。

A screenshot image of Constant Contact New Application modal
New Application modal dialog

“Save” をクリックすると Details ページに移動します。

Screenshot of Details page
Details page

Details ページの最初の項目として “API Key” があるはずです。API Key 項目の隣にある “Generate Secret” ボタンをクリックすると App シークレットが生成されます。この API キーと App シークレットをどこかにコピーしておいてください。これらは次の段階で必要になります。

Screenshot of App Secret modal dialog
App Secret modal dialog

次に、ブラウザの別のタブにあなたの WordPress ウェブサイトの管理画面を開いてください。そこで お問い合わせ > インテグレーション のメニューページに移動します。”Constant Contact” と書いてあるボックスがあるはずです。

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「インテグレーションのセットアップ」ボタンをクリックします。いくつかの入力項目が表示されるでしょう。前の段階でコピーしておいた API キーと App シークレットをそれぞれの項目にペーストしてください。

"Screenshot

「リダイレクト URI」という変更不可の項目がその下にあるでしょう。この項目の値をコピーして、app.constantcontact.com の Details ページの “Redirect URI” 項目にペーストしてください。

Screenshot of the Details page on app.constantcontact.com
Details page after pasting the redirect URI

Details ページの項目の値を変更したら、右上にある “Save” ボタンをクリックするのを忘れずに。

ここまで来たらもう必要な設定はほとんど完了したも同然です。WordPress 管理画面の お問い合わせ > インテグレーション メニューページに戻って、「Constant Contact API に接続」ボタンをクリックします。すると認可プロセスが開始されます。

Screenshot of the Connect to the Constant Contact API button
Connect to the Constant Contact API button

ここまですべて正しく設定できていれば、あなたは Constant Contact のログインページにリダイレクトされ(まだログインしていなければ)、あなたが登録したアプリケーションがあなたの Constant Contact アカウントにアクセスすることについて認可することを求められます。

Screenshot of authorization screen
Authorization screen

それが済んだら、あなたはまた WordPress にリダイレクトされ、そこでボックスのボーダーラインが青色に変わっていることに気づくでしょう。青のボーダーは API への接続が確立されたことを示しています。

Screenshot of Constant Contact Integration box after authorization
Authorization completed

連絡先プロパティとのマッピング

今やあなたのコンタクトフォームと Constant Contact API の間の接続は確立されています。

正しいフォーム送信を受信するたびに、Contact Form 7 は Constant Contact API にリクエストを送り、Constant Contact のデータベースに送信内容に基づいた連絡先データを追加するよう求めます。

Constant Contact の連絡先データはさまざまなタイプのプロパティで構成されます。例えば、名前、姓、メールアドレス、電話番号、仕事上の肩書き、誕生日、などのプロパティがあります。API へのリクエストを作成するためには、Contact Form 7 はコンタクトフォームのどの入力項目が Constant Contact の連絡先データのどのプロパティに対応するのかを知る必要があります。

Contact Form 7 は以下に示す名前ベースのマッピングテーブルを使用して、入力項目と連絡先プロパティの対応づけを決定します。例えば、フォームに [email* your-email] というフォームタグ (名前: your-email) があるなら、この項目に入力される値は連絡先データの email_address プロパティに使われる、といった具合です。

Form Field NameContact Property
your-first-namefirst_name
your-last-namelast_name
your-namefirst_name and last_name (*1)
your-emailemail_address
your-job-titlejob_title
your-company-namecompany_name
your-birthday-monthbirthday_month
your-birthday-daybirthday_day
your-birthdaybirthday_month and birthday_day (*2)
your-anniversaryanniversary
your-phone-numberphone_numbers
your-address-streetstreet_addresses.street
your-address-citystreet_addresses.city
your-address-statestreet_addresses.state
your-address-postal-codestreet_addresses.postal_code
your-address-countrystreet_addresses.country

*1 — もしフォームに your-first-nameyour-last-name もなく、代わりに your-name 項目があるなら、your-name 項目の値の最初の単語が first_name 連絡先プロパティに使用され、残りが last_name プロパティに使用されます。

*2 — フォーム中に your-birthday-monthyour-birthday-day のどちらもがなく、しかし your-birthday 項目ならあってそれが YYYY-MM-DD フォーマットの日付の値をとる場合、その月と日の部分がそれぞれ連絡先プロパティの birthday_monthbirthday_day プロパティに使用されます。

このマッピングではあなたの実際のフォームの項目にうまく当てはまらないと感じるケースもあるでしょう。そういう場合のために Contact Form 7 は wpcf7_constant_contact_contact_post_request_builder フィルターフックを用意しています。フィルター関数を作成するのにいくらか PHP のコーディングが必要になりますが、このフィルターを使えば連絡先作成リクエストの何から何まですべてのカスタマイズが可能です。

同意を得る

コンタクトフォーム送信者の連絡先データを購読リストに追加する前に、その本人からの明確な同意を得ることを強く推奨します。個人データを同意なしに収集し利用することが違法になるという理由もありますが、望んでいない対象にメールを送りつけることがスパムの苦情の増加につながるということも考えるべきです。

Constant Contact の購読リストに連絡先データを追加しても構わないか、それについての送信者の同意を確認するためのフォーム項目のために、Contact Form 7 はフォームタグのオプションとして consent_for:constant_contact を用意しています。このオプションは次の例のように使います:

[acceptance your-consent optional consent_for:constant_contact]
私を Constant Contact の購読リストに追加してください。
[/acceptance]

このフォームタグ(承諾確認チェックボックス)がコンタクトフォームの中で使われている場合、フォーム送信者がこのチェックボックスを選択して同意を確認した場合に限って、Contact Form 7 は Constant Contact API に対し連絡先データを送信します。

連絡先リストを指定する

Constant Contact ではあなたが集めた連絡先データを連絡先リスト(またの名を「メールリスト」あるいは単に「リスト」)にグループ分けすることが可能です。

A screenshot image of the Constant Contact dashboard to describe how to manage contact lists.
List Management page on Constant Contact

Contact Form 7 の Constant Contact インテグレーションは、コンタクトフォーム経由で得られる新しい連絡先のための連絡先リストの指定をサポートしています。

まだ連絡先リストがない場合は Constant Contact のダッシュボードで最初のリストを作ってみましょう。それから WordPress の管理画面に戻ります。コンタクトフォームの編集画面Constant Contact タブパネルが追加されています。このコンタクトフォーム経由の新規連絡先をあなたの連絡先リストに追加したいなら、連絡先リストのチェックボックスを選択しましょう。それから追加するリストを選択してください。

Constant Contact タブパネルのスクリーンショット
Constant Contact タブパネル

WordPress のお問い合わせフォームプラグイン。シンプル、でも柔軟。