定数指定で動作を制御する

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Contact Form 7 の動作を制御するためのいくつかの定数が用意されています。

定数を定義するのに最も適した場所は wp-config.php ファイルです。define('XXX', 'xxx'); のような定数を定義している行がすでに多数あるのに気づくでしょう。それらの行の後にさらに行を追加することができます。なお、最後の行より後ろに追加すると機能しませんので、それより前に追加してください。

例 (wp-config.php):

define ('WPLANG', '');

define ('WPCF7_LOAD_JS', false); // Added to disable JS loading
define ('WPCF7_LOAD_CSS', false); // Added to disable CSS loading

/* That's all, stop editing! Happy blogging. */

/** Absolute path to the WordPress directory. */
if ( !defined('ABSPATH') )
	define('ABSPATH', dirname(__FILE__) . '/');

/** Sets up WordPress vars and included files. */
require_once(ABSPATH . 'wp-settings.php');

以下、各種定数について説明します。

WPCF7_LOAD_JS

この定数の値が false のとき(デフォルト: true)、Contact Form 7 は JavaScript をフロントエンドでロードしません。

参照: 必要な場合だけ JavaScript とスタイルシートをロードさせるには

WPCF7_LOAD_CSS

この定数の値が false のとき(デフォルト: true)、Contact Form 7 は CSS スタイルシートをフロントエンドでロードしません。

参照: 必要な場合だけ JavaScript とスタイルシートをロードさせるには

WPCF7_AUTOP

この定数の値が false のとき(デフォルト: true)、Contact Form 7 はフォームの内容に “autop” フィルタを適用しません。”autop” フィルタは連続した改行をパラグラフ要素に置き換えます。

WPCF7_USE_PIPE

この定数の値が false のとき(デフォルト: true)、Contact Form 7 はその「パイプ」機能を無効にします。したがって、パイプ文字は特別な意味を持たなくなります。

参照: パイプを使って送信先を選択可能に

WPCF7_ADMIN_READ_CAPABILITY

この定数の値は管理パネルへのアクセスに必要な最小の権限を保持します。デフォルトは edit_posts です。

参照: 管理パネルへのアクセスを制限するには

WPCF7_ADMIN_READ_WRITE_CAPABILITY

この定数の値はコンタクトフォームの編集に必要な最小の権限を保持します。デフォルトは publish_pages です。当然ながら、管理パネルにアクセスしなければコンタクトフォームを編集できないのですから、WPCF7_ADMIN_READ_CAPABILITY よりも WPCF7_ADMIN_READ_WRITE_CAPABILITY の方が限定的に設定されるべきです。

参照: 管理パネルへのアクセスを制限するには

WPCF7_CAPTCHA_TMP_DIR

この定数を定義すると、CAPTCHA のファイルのための一時フォルダのディレクトリパスの設定が定数の値で上書きされます。

参照: Really Simple CAPTCHA

WPCF7_CAPTCHA_TMP_URL

この定数を定義すると、CAPTCHA のファイルのための一時フォルダの URL の設定が定数の値で上書きされます。

参照: Really Simple CAPTCHA

WPCF7_UPLOADS_TMP_DIR

この定数を定義すると、アップロードファイルのための一時フォルダのディレクトリパスの設定が定数の値で上書きされます。

参照: ファイルのアップロードとメール添付

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