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Contact Form 7 3.4 がリリースされました。7ヶ月ぶりの重要な更新です。今回の目玉は HTML5 のサポートです。
Contact Form 7 3.4 では tel
、url
、number
、range
、date
といった HTML5 の入力タイプに対応する10個の新しいフォームタグが導入されました。また、既存のフォームタグについても HTML5 による変更を反映し、たとえばメールアドレス項目の入力タイプに text
ではなく email
を使用したり、テキストエリア項目での maxlength
属性のサポートの追加などを行っています。
» WordPress.org から Contact Form 7 プラグインをダウンロード
アップグレードに関する注意
- このバージョンの Contact Form 7 は WordPress 3.5 以上を必要とします。もし古いバージョンの WordPress をお使いの場合はまず WordPress のアップグレードを行ってください。
- Contact Form 7 3.4 からメールアドレス項目として使われる
input
要素のtype
属性値がtext
からemail
に変更されたため、input[type="text"]
の CSS セレクタはメールアドレス項目にはマッチしなくなります。メールアドレス項目にはinput.wpcf7-text
のセレクタの利用が推奨されます。 - もし HTML5 の入力タイプを使用したくない場合は、以下のコードをお使いのテーマの functions.php ファイルに追加することで無効化できます:
add_filter( 'wpcf7_support_html5', '__return_false' );
変更点
- 以下のフォームタグを導入:
[url]
、[url*]
(URL 項目)、[tel]
、[tel*]
(電話番号項目)、[number]
、[number*]
、[range]
、[range*]
(数値入力項目)、[date]
、[date*]
(日付入力項目)。 - メールアドレス項目(
[email]
、[email*]
)のtype
属性値をtext
からemail
に変更。 - テキストエリア項目(
[textarea]
、[textarea*]
)でのmaxlength
属性の使用をサポート。 - HTML5 の
placeholder
属性の使用をサポート(watermark
も引き続き利用可能です。placeholder
のエイリアスとして機能します)。 readonly
属性の使用をサポート。- 必須入力項目に
aria-required="true"
の属性を追加する。 - WPCF7_Shortcode クラスを導入し、それを利用してすべてのショートコードハンドラ関数を書き直した。
- 以下のアクションおよびフィルターフックを導入:
wpcf7_mail_failed
、wpcf7_support_html5
、wpcf7_form_novalidate
、wpcf7_is_email
、wpcf7_is_url
、wpcf7_is_tel
、wpcf7_is_number
、wpcf7_is_date
、wpcf7_map_meta_cap
。 - jQuery Form プラグイン (jquery.form.js) を 3.32.0 に更新した。
- 最低必要 WordPress バージョンを 3.5 に変更。