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Contact Form 7 5.1.4 をリリースしました。これはいくつかのバグ修正と改良を含んだメンテナンスリリースです。
reCAPTCHA API キーを設定するもう一つの方法
reCAPTCHA を使うにはインテグレーション画面での reCAPTCHA v3 API キー(サイトキーとシークレットキー)の設定が必要です。
Contact Form 7 5.1.4 ではこれらのキーを設定するもう一つの方法が導入されました。異なるドメイン間で同じ API キーのペアを共有して使う場合に便利に使えるでしょう。
定数 WPCF7_RECAPTCHA_SITEKEY
と WPCF7_RECAPTCHA_SECRET
を使ってキーを設定するには次のようにします:
define( 'WPCF7_RECAPTCHA_SITEKEY', '(site key here)' ); define( 'WPCF7_RECAPTCHA_SECRET', '(secret key here)' );
また、フィルターフック wpcf7_recaptcha_sitekey
と wpcf7_recaptcha_secret
を使っても同じことができます:
add_filter( 'wpcf7_recaptcha_sitekey', function( $sitekey ) { return '(site key here)'; } ); add_filter( 'wpcf7_recaptcha_secret', function( $secret ) { return '(secret key here)'; } );
言うまでもないと思いますが、Google の reCAPTCHA 設定ページで正しくサイト登録を行う必要があることはこれらの方法を用いる場合でも変わりありません。設定に誤りがあれば reCAPTCHA は動作しないでしょう。詳しい reCAPTCHA のセットアップ手順については reCAPTCHA (v3) を参照してください。
必要バージョン: WordPress 4.9 以上
テスト済み: WordPress 5.2.2 まで
» WordPress.org から Contact Form 7 プラグインをダウンロード
変更点
- reCAPTCHA: 定数
WPCF7_RECAPTCHA_SITEKEY
とWPCF7_RECAPTCHA_SECRET
を導入。 - reCAPTCHA: フィルターフック
wpcf7_recaptcha_sitekey
とwpcf7_recaptcha_secret
を導入。 wpcf7_form_response_output
フィルターに$status
パラメタを追加。- nonce の生成をフォーム送信者がログインユーザーである場合に限定して行う。
- ユニットタグを返すパブリックメソッド
WPCF7_ContactForm::unit_tag()
を導入。 - reCAPTCHA: 応答トークンが空の場合には異なるスパムログメッセージを表示する。
- 承諾確認チェックボックス:
acceptance
フォームタグでlabel_first
オプションをサポートする。